【心霊スポット】廃道になったトンネルに友達と行ったら...

場所にまつわる怪談

【心霊スポット】廃道になったトンネルに友達と行ったら...

※この話はAIによる創作怪談で、全てフィクションです。

あれは、大学三年の夏休みの夜だった。
地元に帰省していた俺は、中学からの悪友・タケと久しぶりに会って、コンビニの駐車場でくだらない話をしてた。
そのとき、タケがこう言い出した。

「なあ、○○トンネル、行ってみねぇ?」

○○トンネル。正式名称じゃない、地元でそう呼ばれてる古い山道のトンネルで、十年以上前に廃道になった。
中で女の子が事故にあって死んだとか、白い着物の女が歩いてるとか、まぁよくある噂がある場所だった。

俺は心霊とかあまり信じない方だったし、「ひとっ走りするか」くらいのノリで了承した。
タケの軽自動車で夜の11時すぎに出発。
コンビニで懐中電灯と飲み物を買って、30分ほど山道を登った。

月は雲に隠れて、あたりはほとんど闇。
舗装も剥げた細道の先に、黒い穴のようにぽっかり開いたトンネルがあった。

古い石造り。長さは50メートルくらいだと思う。
中には明かりなんてない。手持ちのライトで照らすと、ところどころ天井から水が滴っていた。

「うぉ、雰囲気バッチリだな」
タケが笑いながら中へ入っていく。俺も後に続いた。

空気がひんやりして、さっきまでの蒸し暑さが嘘みたいだった。
俺たちは冗談を言いながら、トンネルの中央まで進んだ。

その時だった。

カッ、カッ……と、誰かの足音が後ろから聞こえた。

俺はてっきり、誰か別の肝試しに来たのかと思って振り返ったけど、誰もいなかった。
ただの残響だと、無理やり納得した。

だがタケがぽつりとつぶやいた。

「……なあ、後ろにいたのって、女の子じゃなかったか?」

冗談かと思った。でも、タケの顔は笑ってなかった。

俺たちはなんとなく怖くなって、足早に出口へ向かった。
ようやく出た先は、元来た側とは逆の山の斜面。そこでひと息つこうと車へ戻ろうとしたとき、タケが立ち止まった。

「なあ……最初、俺たち二人で来たよな?」

「何言ってんだ、そうだろ?」

「……じゃあさ、なんでさっき、出口を三人で出てきたんだ?

背筋が凍った。
意味がわからなかった。でも確かに、出口の時、すぐ後ろに“誰か”の気配を感じていた。

「数、数えてみようぜ」
タケが震える声で言った。

俺たちは車に戻り、タケのスマホのライトを点けて、お互いを照らした。

一人、二人。……三人目はいない。
でも……後部座席のドアが、少しだけ開いていた。

タケは思い切ってドアを開けた。
後部座席には、何もいない。だけど、シートがじっとりと濡れていた。

「誰か、座ってた……?」

そう思った瞬間、車のスピーカーから――“笑い声”がした。
女の声で、ヒッヒッヒッ、と喉の奥で転がすような、そんな声。

エンジンもかけてないのに、だ。
もうパニックだった。とにかく車を発進させて、その場を離れた。

山を下って、街の灯りが見えたころには、二人とも口をきけないほど疲れていた。
タケがふとバックミラーを見て、絶句した。

「……あいつ、まだ乗ってるぞ」って。

俺も振り返った。
でも何もいなかった。ただ、窓ガラスの内側に、小さな手形がくっきりと残っていた。

それから数日、俺の部屋では奇妙なことが続いた。
夜になると、玄関のチェーンが勝手に外れてたり、風もないのにカーテンがふわりと揺れたり。
一度なんて、寝てた俺の耳元で「連れてって」って、はっきり聞こえた。

タケはというと、あの夜から体調を崩し、今も大学を休学している。
「誰かが背中に張りついてる」と、そう言って毎晩塩を体にまいてるらしい。

肝試しなんて、もう二度とやらない。
あのトンネルには、たぶん“本当に”誰かいたんだ。
そして今もどこかで、“誰か”の後ろにくっついて、ついてきてる。

――気づいてないだけで、三人目は、いつもどこかにいる。

-場所にまつわる怪談

Copyright© AIが作った怖い話集 , 2026 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.