※この話はAIによる創作怪談で、全てフィクションです。
私の名前は美咲、20代の大学生です。
一人暮らしの部屋で起きた出来事は、未だに夢か現か分からないほど、鮮明に覚えています。
あの日、夜遅くまでレポートを書いていて、疲れから布団に入ったのは深夜のこと。
部屋は静まり返り、外からは風の音だけが聞こえていました。
目を閉じると、すぐに眠りに落ちるはずだったのに、突然背中に誰かの手が触れた気配がしたのです。
ひやりと冷たい指先が、私の肩を撫でる。
「誰?」と声に出せず、体が動かなかった。
まるで何かに縛られているように、声も出せないまま、恐怖と奇妙な感覚が交錯した。
指はゆっくりと背中から腕へ、そして腰へと滑っていく。
息が止まりそうになり、心臓が激しく鼓動を打つのを感じながらも、目は閉じたままだった。
ふと我に返り、布団の端を掴み、思い切って目を開ける。
誰もいなかった。
部屋には私だけ。
けれど、肌に残る冷たさは消えず、胸がざわついた。
それから数日間、夜になるとあの感触が蘇り、体のどこかを誰かに撫でられている気がして眠れなくなった。
時には甘く囁く声が耳元で聞こえ、私を誘うように感じたこともあった。
友人に話す勇気もなく、ネットで調べると「色情霊」という言葉が出てきた。
人の性的な欲望に絡みつき、離れない霊のこと。
それを知ってからは、夜は必ず部屋の戸締まりを何度も確認し、護符を置いてみたりもした。
でも、あの夜の冷たい指先の感触は、私の体に刻まれたままだった。
今でも深夜に独りになると、背筋がぞくりとし、あの霊がそっと触れてくるような気がする。
逃れたいのに、逃げられない。
これが私の体験した、色情霊の呪いの始まりだった。